3月9日の軍港めぐり15時便。
この便には、ネパールからのお客様にご乗船いただきました。
ネパール・バラトプル市のレニュ・ダハル市長、ドゥルガ・バハドゥル・スベディ駐日ネパール大使ほかの皆さま。
バラトプル市はネパールの東部にあって、地図で見るとココ! 遠いところからありがとうございます。
実は、横須賀市は技能実習などで同市と覚書を締結しているそう。
人口は36万人くらいと横須賀市とほぼ同規模ということもあって、友好関係が続いているというのです。
この便の案内人は若杉香織でしたが、近々案内人デビューする予定のクーパー沙耶子(さやこ)が市長と大使の隣に座って、オール英語でご案内!
船や軍の専門用語が難しかったそうですが、全編英語での案内便、なんていうのも面白いかもしれませんね。
市長も大使も大変お喜びだった様子。
横須賀のクルーズをお楽しみいただけましたでしょうか。
さて、ネパールからのお客様を歓迎するかのごとく、この便はまれにみる〝ラッキー便〟になりました。
お客様が米空母「ロナルド・レーガン」に夢中になっていると・・・反対側から護衛艦「101 むらさめ」が入港!
護衛艦の入港はタイミングが合わないと見られませんから、これはラッキー!
・・・と思っていたのもつかの間、直後にはなんと・・・・
いきなり特務艇「91 はしだて」が入港してきたのですっ!
この船、何が〝特務〟なのかといえば、その任務は主に国内外のVIPをおもてなしする船なのです!
そのため武器はなく、非常時には病院船としての機能もあるとか。
日本に1隻しかない、貴重な多機能艦なのです!
普段は横須賀でよく見かけますが、港の隅にひっそりと停泊しているので、動いている姿を見られるのはかなりレア。
しかも〝後ろ姿〟を撮れる機会は本当っに貴重なので、もう胸アツでした(注:筆者が一番好きな艦です 笑)!
「むらさめ」も「はしだて」も、隊員の皆さまが手を振ってくださいました。
もう右を向いたり左を向いたりとなかなか忙しい便だったのですが(笑)、乗客のみなさんもネパールからのお客さまも、レアなクルーズをお楽しみいただけたはず!
実は年度末になると、海上自衛隊の艦船は母港に帰りがち。
そして年度はじめは、新たに異動した隊員の皆さんの習熟のために入出港訓練が多くなりがち。
3月~4月は、激レアな光景が見える確率が少しアップする・・・かも!
その日の港の光景、乗ってみないと分かりません。
ぜひ春のYOKOSUKA軍港めぐりで、港の〝イマ〟の姿を眺めてみませんか?